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Days with melodies


本とピアノと毎日のこと。クラシック音楽とイギリスのこと。"Life is like a piano... what you get out of it depends on how you play it.”
by sanjyo-kappa

同一人物ですよ……

昨日の続き。



が、ピアノを弾いているところ。



それが、お年を召されると……



が、ピアノを弾いているところ。



同一人物ですよ?
# by sanjyo-kappa | 2009-04-23 07:12 | music

モヒンダーふたたび

前回、何の予備リサーチもなしに、散々な受け答えをしたため、
「だめだ、このこ」とのレッテルを貼られたであろうモヒンダーミーティング。
第二回目でした。

今回は、一応、ポイントの整理とかもしたし、文献も一定量は読んでいたので
そこまで恥はかかないで済みましたし、
前回の教訓から、モヒンダーに近付きすぎないように(何故って、彼に見とれてしまうからさ!)座り、
とりあえずの方向性の確認と、少しのアドバイスをいただきました。

モヒンダーは良いひとだなあ。
そして、仕事の出来るひとだなあ。素敵。

それに引き替え、もうひとりのレクチャラーからは数日経ってもメールの返信がありません。
仕事する気あるのかしらん。論文だぞ。

最近良く聴いているCDの一部。



あんまりにも素晴らしい演奏なので、恋人に無理矢理聴かせたときの会話。
「これ、誰が弾いているの?」
「グレン・グールドだよ」
「……」
「……」
「え?弦は?」
「え?えっとね、わかんない」
「これだからピアニストは……」

ちょっと悔しかったのと、割とピアニストが陥り易いことでもあったのが恥ずかしかったので、
(基本的に、ピアニストはピアノにしか興味を示さないとのレッテルを貼られることが多々あったり。
しかも、それが当てはまるひとがいちゃったりして)
あとで調べたところ、Julliard String Quartetでした。

ほんと、どうでも良いことですが、グレン・グールドは格好良いと思う。変人だけども。





かわいい……。
# by sanjyo-kappa | 2009-04-22 03:24 | music

Steve Reich - Tripple Quartet

先週末、うちの大学でInternational String Quartet Festivalなるものが催されていまして。

String Quartet、弦楽四重奏は、ヴァイオリン×2、ヴィオラ×1、チェロ×1で編成されている室内楽形態のひとつ。
「Art of String Quartet」なんて専門書が出るくらい、それはそれは奥の深いものなのです。

私個人的には、そこまで詳しいわけではないのですが、名だたるひとたちが来ていたらしい。

Brodowski Quartet
Endellion Quartet
Elysian Quartet
Badke Quartet
Allegri Quartet
Carducci Quartet
Wihan Quartet
Vardanyan Quartet
Smith Quartet

が参加されてました。
(みんなちゃんとHPがあることにちょっとびっくり。そして、各カルテットによって趣が違うのが楽しい)
(余談ですが、Carducci QuartetとEndellion Quartetのコンサートがめちゃくちゃ良かったらしい。噂によると)

うちの大学生はフリーで入れたのですが、結局、色々あって最終日だけ行ってきました。
その日は、Chetham Scoolという北イングランドにある音楽学校の子供たちもやってくる日。

初っぱなが、13歳の男の子がファーストをしているハイドンカルテットだったんですが、上手かった……!
もちろん、13歳だから、荒削りなところもあるのだけれども、
すごーく楽しんで弾いているのがありありとしていて、しかも、時々はっとするような音が出て。
WebernとLutoslawskiと20世紀ものを挟んで(どっちもあんまり好きになれなかった)、
Steven ReichのTripple Quartetです。

Steven Reichと言えば(日本語明記だとスティーヴ・ライヒだったかな)、Minimalismです。
例。



で、このTipple Quartetでは、文字通り、カルテット×3という……。
中々面白い曲ではあったんですが、演奏された場所が狭すぎたことから、
何だか煩いような印象を与えてしまったのが、残念。
12人全員がヘッドフォンをして、クリックを聞きながら(リズムの正確さが大事なので)演奏していたんですが、
両方の耳にすると自分の音が聞こえなくなるので、片方だけつけるんですね。
これに、友達のカルテットが参加していて、そのこのヘッドフォン、どうやら故障していたらしく、
右耳からは何も聞こえなかったらしいのです。
でも、だからといって左耳にヘッドフォンをつけると、次は自分のヴァイオリンの音が聞こえない……。
それでも、一旦演奏が始まってしまえば、何が何でも最後まで行かなければいけないので、
どうやらそのまま無理矢理演奏したらしいです。

こういう面白い演奏方式って、やっぱり需要がないのかしら。Entertainingなのに。
You Tubeでいっこだけありました。もう一回、広いホールで聴きたいなあ。


# by sanjyo-kappa | 2009-04-21 00:03 | music

ウメザクラ?

ここ数日、雨が降ったりしてお天気の悪かったロンドンですが。
今週末はあったかくて、お天気も良いみたい。

絶好のお散歩日和です。

ウメザクラ?_e0152936_2056312.jpg


公園の木々もこんなに緑になって……!
日本にいてた頃は、春が来るのはそこまで嬉しくなかったんですが、
イギリスに来てからは、春が来るのが本気で嬉しい。
まあ、逆に言えば、それだけ冬が長くて非道い、ということですけども。

見上げれば、葉っぱから透ける透明な太陽光。

ウメザクラ?_e0152936_20581610.jpg


太陽の光も、月の光も、ずっと銀色に近いというか、白っぽい気がします。日本と比べてね。
緯度とかのせいかしらん。

てくてく歩いていって見つけた、この樹。

ウメザクラ?_e0152936_2115458.jpg


…………ん?
何かおかしい……。

ウメザクラ?_e0152936_2124729.jpg


一本の木から、二種類のお花が咲いているんですねー。不思議。何故だ。
梅っぽい色と、桜っぽい色と。一石二鳥のつもりなんだろうか。
しかも、このタイプの木、うちの近所だけで2本、見つけました。
どっちも教会にあるんですよね。何?宗教的なものなのか……?

ここ数日、迫り来る論文の重圧に耐えきれず、無意味に落ち込んだりしていたのです。
ワインを恋人と空けていたときに、思わず「もっと頭が良くなりたい」とぼやいたら、
真夜中過ぎだというのに、「More intelligence for what?
I don't think an intelligence is about how fast you can read stuff or
how well and quickly you can do the tasks,
but it's about how deeply you can think of the topics.
In writing essays, ultimately you would like to come up with your own individual and original ideas,
not someone else's used ideas that you comouflaged with flourishing words
so that it looks like it's got a meaning to it when it really means nothing」 
とお説教?レクチャー?が始まり、
最終的には、「You are strong enough to face things that you know you need to work on...
so start your essays now」と叱咤激励されました。

熱いよ……。びっくりしたよ……。
# by sanjyo-kappa | 2009-04-18 21:13 | daily life

Vienna Piano Trio Recital

Vienna Piano Trioのコンサートに行ってきました。

大学では、室内楽のコンサートを聴いたりすることはあるものの、
よく考えれば、お金を払って、プロのピアノトリオの演奏を聴いていないかも……。と思いまして。

やることはまあまああるのですが、まだ大学が始まっていないのを利用して、
Wigmore Hallに。
Bond Streetから近いこのホール、創立されたのは1901年と、意外と若いのですが。
プレミアのコンサートは、ブゾーニとイザイがやったらしい。すげえな。

ちょっとでもクラシックをかじったことのあるひとなら「おお!」となる人たちが、
このホールに名を連ねていますですよ。
「1937年、アルフレッド・コルトー ドビュッシーリサイタル」のチラシとか、
ルービンシュタインの写真とか、ドュ・プレの写真とかが、無造作に壁にかかっています。
これを見て回るだけでも楽しい。

さて、肝心のプログラムは、

Ludwig van Beethoven
Piano Trio No 5 in D, 'Ghost', Op 70 No 1

Johann Hummel
Piano Trio in E flat, Op 93

György Kurtág
Piano Trio

Felix Mendelssohn
Piano Trio No 2 in C minor, Op 66

でした。

個人的には、数分程度のKurtagが一番良かった気が。
Hummelのあとに、グランドピアノが移動され、ステージに現れたのはアップライトのピアノ。



こんなシチュエーションは初めてだったので、思わず、一緒にいたチェリストとふたりで
「え?アップライトで弾くの?何で?音の質を変えるために?」とひそひそ。

ちなみに、いつものピアノトリオはこんな感じ↓



どうやら、弦にもPractice Muteが付いていたようで、アップライトの細い音に良く合ってました。
かっこよかった……意外。

「一度のコンサートで練習10回分のものが学べる」と言う通り、
色々と考えさせられるコンサートでした。
もっとコンサートには行くべきだよな……。
# by sanjyo-kappa | 2009-04-16 05:05 | music
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