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Days with melodies


本とピアノと毎日のこと。クラシック音楽とイギリスのこと。"Life is like a piano... what you get out of it depends on how you play it.”
by sanjyo-kappa

Welcome Collection

比較的新しく出来た、ロンドンの美術館?に初参戦でした。
近くに、病院と医学系の大学が多いからなのか、
変わったエキシビションをすることで有名な、Welcome Collection

今回は、その中でも、Modernity and Madness, Art & Mental Illnessへ。

こちら、ポスターにもなっていた絵。




感想はですね……。
この日の天気が激悪かったのと、この日の気分が落ち込み気味だったのもあったのでしょうけど、
こちらまで引きずられて落ち込みそうになるのを必死に抑えるので大変でした。

1900年代はじめに、ウィーンに作られた精神病のひとのための隔離病棟街の模型とか、
その当時「良し」とされていた電流を流して治療する用の、一歩間違えると拷問用器具みたいな治療器具とか、
フロイトの集めていたオブジェ、フロイトのポートレート、
フロイトの応接間に飾ってあった絵、フロイトの部屋にあったクッションと絨毯、
隔離病棟でアートに励んでいた患者さんのコラージュと絵、
なんかが展示されていました。

奇しくも、去年の夏に起こったフランス人学生殺人事件の犯人が捕まった直後で、
犯人のうちの一人は、家系的にも問題のあるひとらしく。
お姉さんもお兄さんも、罪を犯して刑務所に入っていて、
お父さんが熱心な銃コレクターだったり、するらしい。

このエキシビションの始めにあった、Character Sculptureとされた彫像が、
作られた意図なんかは未だに不明らしいのだけれど、
すごく不気味で、何だか、悪意とはまた別の、理解不可能な怖さを覚えました。

これの隣でやっていた、もうひとつのエキシビション、
Bobby Baker's Diary Drawings: Mental illness and me, 1997-2008も興味深かったのだけれど、
こういうのは、こちらの精神状態が落ち着いていないときちんとみられませんね。
8月までやっているから、もう一度行ってみようかな……。タダだし。

住所は、

Wellcome Collection
183 Euston Road
London
NW1 2BE

です。Euston Station(Victoria Line, Northern Line via Embankment)の目の前です。

ここのカフェ、素晴らしいですよ!
マフィンが£2.50とお高めですが、一個でおなかがふくれるくらいのサイズです!
by sanjyo-kappa | 2009-06-06 21:13 | daily life
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