Days with melodies


本とピアノと毎日のこと。クラシック音楽とイギリスのこと。"Life is like a piano... what you get out of it depends on how you play it.”
by sanjyo-kappa
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カテゴリ:book review( 7 )

大人って、大人って……!

っていう永谷園のCMありませんでしたっけ?
たしか、大人のお茶漬けで、わさび味とかで……。

最近、何故だか異常にこの曲が好きで、よく聞いています。




この、

出逢った時から 一年たつのに
子供あつかい かわらないの

というところが、うーん、女の子って感じだなーと思っていたのですが。

いざ、動画でみると、ユーミちゃん、結構幼くないですか?
どうやら思い人らしい男の人、割と年上っぽくないですか??(恭平さんというらしい)

このアニメ、見ていないので、ストーリーが分からないのですが、
ユーミちゃんは恭平さんとくっつくの?それとも、幼なじみ?の健太くんとくっつくの?
もし恭平さんとくっつくんだったら、恭平さん、ちょっと犯罪の臭いがするんですけど……。

とか思ってしまい、そしたら、この本を思い出しました。
乃南アサの「トゥインクルボーイ」。

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これを読んだのは、中学生くらいの頃だったと思うんですけど、すごーく怖かった覚えが。

天使のような笑顔を浮かべると、出会う者はみな思わず「可愛い!」と声を上げてしまう。
大人たちを自分の魅力のとりこにし、望むものを手にしてきた小学1年生の少年、拓馬には、ある秘密の「趣味」があった。
場所はたそがれの競馬場―。
純真、残酷、妖艶、粗暴、嘘言…。
正常と異常の狭間に立つ幼児たちの危うい心理を描きだした、現代の「恐るべき子供たち」ともいうべき7編。

ということらしいです(BOOKベースより)。

この中の一遍、「三つ編み」の中で、水商売をしている母親を持つ少女が、
隣の家に住む「お兄ちゃん」を異常に慕うようになり、「お兄ちゃんと一緒に寝たい」と言い出し始め。
はてには“お兄ちゃん”が「これは子供のままごとだ」と思って付き合っていると、
どんどん衣服を脱いで裸で布団に横たわろうとするとき、
少女の母親がやってきて、鬼のような形相で“お兄ちゃん”を見る。
少女は、急に涙をこぼして、「お兄ちゃんが……!」と言うところで、物語が終わるんですが。

この話のエンディングと、パステルユーミとつなげてしまった私は、
まったく清いこころを失ってしまったのかもしれません……。
子供が「純」だとするなら、それは「善」も「悪」も存在しないから「純」なのかもしれないし。

ああ、普通の本が読みたい。
論文ばっかり読んでるから、こんなこと考えるんだ……!わーん!
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by sanjyo-kappa | 2009-06-28 02:26 | book review

そして花嫁は恋を知る 白銀の都へ旅立つ姫

長いタイトルですね……。そして、コバルトらしさ満載。
表紙なんて、こんななんだぜ!ステキ!(皮肉にあらず!)



シリーズものの2巻目なのですが、実はまだ1巻目は読んでいません。
そして花嫁は恋を知るというシリーズ名からも分かる通り、様々な状況にあるお姫様が様々な国に嫁いで、
様々な王子様?と出会って恋に落ちる、というコバルトはこうでなくては!的なお話。
これまた、コバルトには結構あることですが、意外と歴史関係がきっちりと描かれていて、
そのへん、実は現実的であったりするコバルト乙女も満足させられるというか。

2巻目の「白銀の都に旅立つ姫」は、ギリシャがモデルの南国?のお姫様が、ロシアがモデルの極寒国に嫁ぎます。
主人公の名前はアグライア、でこれだけではどの国がモデルか分からなかったのですが、
皇妃である母親の名前はテミス、ときたところで、なるほどーギリシャ系かーと。
相手方は、「極寒」「大陸とは違う宗教」「異なる文化体系」「この国独自のドーム型の建築物」とくると
ロシアしかないだろうと思っていたら、公子様が出てきて「俺が、ユーリ・トモツレスキーだ」と……。
なんとかスキーって。ロシア以外にありえないじゃないか!

お話としては、アグライアの祖国が、他国に侵略されかかっていて、
援軍を求めるためにユーリのいるブラーナに助けを請うのが、逆にブラーナのお家騒動に巻き込まれ。
初対面では最低だと思っていたユーリに、どんどん惹かれていっちゃうんだけど、
これって何?これが恋?恋なの!?という、ツボをおさえたストーリーです。
リュドミラというユーリの付き人として雇われている女の子がいるのですが、
人物紹介のところで「ユーリの身の回りを世話している少女。ぶっきらぼうな喋り方だが、実は……?」とあって
何故か、「実は少年。異父兄弟」とかいうのを想像してしまってました。
お話が半分過ぎても「実は少年」設定が出てこないので、
ようやく「実は…」の部分は違うことを示唆していることに気付いた次第。
このリュドミラがものすごく良いキャラクターでした。

しかし、アグライアの腰、細すぎだろう。
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by sanjyo-kappa | 2009-03-08 09:41 | book review

本の後ろに

洋書の後ろ、あらすじと一緒に、奨励文?が載っています。
例えば、次に読もうと思っている本の後ろには、

Faulks is beyond doubt a master.
Financial Times(お堅い金融関係の雑誌)

An ambitious and beautifully crafted novel.
The Times(硬派な新聞)


と書かれています。

Bathにいる間に貪り読んだ、この本



後ろには……

A perfect pick-me-up.
Cosmopolitan(ファッション雑誌)

An irresistible love story.
ELLE(ファッション雑誌)


いわゆる、ラブコメの王道を突っ走る、Chick Litと呼ばれるジャンルの本です。
ええ、ええ、読みやすかったですとも。
これの前に読んでいたのが古典だったので、特に軽いものが読みたかったのかもしれません。
だって、タイトルを直訳すると「動詞、自動詞。主に女性が浮気をする、なれなれしくする、いちゃつく」って。

お話は、群像劇というか。登場人物たちが、そここかしこで繋がっていて、お話が進むと同時に色々なことが交わっていく……。
メインは多分、Hughie Venables-Smiythe(すごい名前)。
役者になりきれない、Flirtに長けた、ブロンドの男の子(24歳とかだった気が)。
個人的には、故・ヒース・レジャー氏のイメージで読みました。
彼がまだメジャーになる前にやった、ティーン向けの映画「10 things I hate about you」は良かった……。



脱線してしまいました。Flirtingは、イギリスでは割と頻繁に行われていて、
これが下手くそだとむしろ、Flirtingも出来ないのか、と(男の子の場合は特に)蔑まれたりしている気が(思春期に顕著にあらわれる)。
He's a good flirtと言った場合は、褒め言葉だと取られている場合の方が多い気がします。
このFlirting、日本語で定義するのがすごく難しい。
言うなれば、「社交辞令を、重くない本気、に感じさせる技」ですかね。
しつこくない美容師さんなんかを想像して頂けると、近いかもしれません。

読後感の素晴らしく良い、内容のない本(褒めています)だったのですが、
その直後に訪れた恋人の部屋に置いてあった小説を何気なく手に取れば、
オススメしているのが、Spectator(政治系雑誌)、The Guardian(硬派な新聞)とやたらにお堅い感じ……。

「このあいだ読んだ本、コスモポリタンがオススメしてた」とカミングアウトしたら、
彼は、片眉を上げて一言。
「それ、本当に本?」
失礼な!ラブコメだって、立派な映画の一ジャンルじゃないか!

という、オチです。
お仕事やお勉強に疲れた頭には、もってこいの優しい内容ですよ♪
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by sanjyo-kappa | 2009-03-06 08:23 | book review

クラシックでわかる世界史



ですよ。

大学院が始まってから、明らかに読書スピードが落ちてます…。
まあ、論文を読んでいるせいなのですが。速読とか、真剣に覚えようかな。

今まで読んだ本を、タイトルなどでは覚えておらず、「あのとき、あの頃に読んだ本」などと認識しているため、本棚をひっくり返す羽目になったことが数回あったので、2年ほど前から、読了した本をすべてメモしています。そんでもって、今年からはエクセルで管理することにしました。あ。あれ?気持ち悪いですか?汗

今年に入って最初に読み終わった本、実は去年から読んでました……。東京藝術大学卒業で、現在は桐朋学園の理事の西原稔さん著書。

音楽をやってないひとにとっては、面白い本になりえるんでしょうか。ちょっとその辺、疑問が残りますが、興味深い本であったことは確かですけどね。最後の方で、著者が触れているように、マイナーな出来事に積極的に目を向け、尚かつ本としては短い内容なので、話題の偏りが見受けられますが、役に立つことは立つんじゃないかと。

印象的だったのは、当時ロシアの支配下におかれていたポーランドが、ロシアからの独立を目指して行った革命が失敗に終わったことを知ったショパンの日記。


町の郊外地区は壊され―焼き払われた―ヤン!ーヴィルシはきっと保塁の上で戦死したんだ―捕虜になったマルツェルが見える―ソヴィンスキ、あの前任が悪党の手中に!―おお神よ、いたか!―いるが復讐はしないのか!―これでもまだロシア人の犯罪に飽き足りないというのか……。




この箇所を読んでいたとき、ちょうどお昼ご飯だったのですけれど(食べながらの読書はいけないと知りつつ、貴重な読書時間を失いたくない・・・)、思わず、号泣。特別、ショパンに思い入れがあるわけでも、ショパンマニアなわけでもないし、ポーランド贔屓なわけでもないですが、この文章……。胸がぎゅ~ってされませんか?

ついこの間、お友達から、「作曲者が作った瞬間の曲の輝き」という言葉を聞いたばかりで、これがいわゆるそれなのかも、とか思ったり。いつどこから創られたものなのかは分かりませんが、私が物心ついたときから、「音楽やってるひと=享楽的で、世間から少しずれた超!文化系芸術家」ってイメージが先行している気がするのですが、この本を読む限りではそうでもないですしね。どちらかというと、もっと強かで、政治的で、社会における自分の力を客観的に利用としている感じに見受けられます。「芸術家」が「世間からずれたひと」として生活していけるのは、もしかしたら、今の世の中が物質的に豊かになったことの証明なのかもしれませんけど。でも、あまりに世間ずれしてしまって、まるで仙人のような扱いを受けるのも、どうなの?と思います。

話は戻って、ショパンの日記を垣間見たあとで、ちょうどその時期に作曲されたこれを聴くと、また違った聴き方が出来るかも。


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by sanjyo-kappa | 2009-01-13 08:54 | book review

The House at Riverton

結構前に買っていたのに、何故だか読む気になれず、やっと読了した本。

基本的に、洋書はジャケ買いしかしていない私ですが(何故ならそんなに、作家を知らないから)
これは、まあまあのヒットだったかなあ。

ミステリー 兼 歴史もの 兼 恋愛もの という
お友達曰く「どこのラノベ?」という内容。

ジャケ買いするのも、分かるでしょう?と言いたくなる、素敵なカバーです。

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by sanjyo-kappa | 2008-12-23 22:49 | book review

理系くん。

日本に帰って来て数日経ちました。何故か、ここにきて、小説関係でスランプです。全然、言葉が出てこない。書いては消し、書いては消し、の繰り返し。わ~ん!><

そういうわけで、更新は未だなしです。ああもう……。自分が恨めしいっす……。

泣き言はこれくらいにして。本の紹介。

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by sanjyo-kappa | 2008-12-05 00:25 | book review

ふわふわの

自分の小説がどうたらこうたらという話ばかりでも何なので。

人様の小説を紹介したいと思います。しかも、きっとマイナーな本を(なぜなら、この本のタイトルでググっても全然ヒットしないから)。いいの。私は、根っからのマイナー好きなのです。

小池雪さんの『ふわふわの兄貴
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by sanjyo-kappa | 2008-11-10 02:41 | book review
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